中小企業のDXは、なぜ成果につながらないのか
2026/01/16
皆さん、こんにちは。
東京都港区の経営コンサルティングファーム、株式会社ビジネス・プラットフォーム代表取締役で経営コンサルタントの鬼頭です。
今回は、中小企業におけるDXについて、当社の支援実績も踏まえながら考えてみたいと思います。
DXが進まない中小企業
「DXが重要であることは分かっている。しかし、投資に見合う成果が出るのか不安だ」
これは、多くの中小企業経営者が共通して抱えている悩みではないでしょうか。
売上の伸び悩み、人材不足、コスト上昇。
こうした喫緊の経営課題に直面する中で、DXはどうしても後回しにされがちです。
しかし本来DXは、売上拡大・コスト削減・人材不足下での生産性向上といった、まさに今直面している経営課題を解決するための「経営の打ち手」です。
それにもかかわらず、DXで明確な成果を出せている中小企業は、まだ多くありません。
DXが失敗しやすい企業に共通する構造
これまで多くの企業をご支援してきた経験から、DXがうまく進まない企業には、いくつかの共通点があります。
例えば、以下のようなものです。
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システム開発やツール導入が先行
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顧客体験や業務の変化が十分に議論されていない
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DXが売上・利益にどうつながるかが曖昧
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現場が「やらされ感」を持っている
当社がご支援した以下の2つの事例は、こうした構造的な課題を象徴するものです。
※実際の支援事例をもとにしていますが、企業名等は非公開とし、一部内容を抽象化しています。
事例①:OMOを目指した小売企業
― システム先行で成果が出なかったケース ―
ある小売企業では、「OMOの推進」を掲げ、ECや在庫管理システムの更新・導入を進めていました。
しかし実態としては、
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システム開発が先行
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顧客体験をどう変えたいのかが不明確
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店舗・EC双方の業務や人材の意識改革が検討されていない
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それが売上・利益成長にどうつながるのか整理されていない
という状況であり、このままではシステムを入れ替えても期待する効果は得られないことは明白でした。
この企業から相談を受けた当社(株式会社ビジネス・プラットフォーム)は、
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OMOによって「顧客体験をどう変えるのか」を再定義
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そのために必要な業務・役割・評価のあり方を整理
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売上・利益成長につながるストーリーを明確化
といった構想策定のやり直しを行いました。
当社が大切にしている「経営者に寄り添い、成果につなげる伴走型コンサルティング」というモットーを大切に、このクラアント企業の経営陣や現場の皆さんと議論を重ね、当社から一方的に提案するのではなく、クライアント企業の皆さんが自ら“答え”を導いていくためのお手伝いをしました。
結果として、OMOは単なるIT施策ではなく、売上・利益成長につながる経営施策として再設計され、DXの本来の価値を発揮することができました。
事例②:大手食品メーカー
― ツール導入が目的化し、現場と経営が分断されたケース ―
もう一つの事例は、大手食品メーカーからのご相談を受け支援したケースです。
この企業では、
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原材料・仕掛品・完成品の在庫情報が各所に散逸
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コード体系が統一されておらず、全社横断的な把握が困難
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営業担当者が供給可能量を把握できず、提案機会を逸失
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顧客からの問い合わせに即答できず、顧客満足度が低下
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欠品を恐れるあまり、慢性的な過剰在庫が発生
といった問題を抱えていました。
情報を集約・可視化するツール導入が検討されましたが、
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導入に多大な時間と労力がかかる
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次第に「ツールを入れること」自体が目的化
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データを使って業務をどう変えるのかが議論されない
という状況に陥っており、経営陣からはツール導入に費用と時間を掛け過ぎだという指摘が、現場からはこれほどまでに労力を掛けて果たしてツールを導入する意味はあるのかという不満が出ていました。
当社は外部専門家として支援に入り、
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ツール導入の本来の目的を再定義
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解決すべき経営・業務課題を明確化
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期待する成果とKPIを設定
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ツール導入後の業務のTo-Be像を整理
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現状からの業務改革ロードマップを策定
といった形で、DXを経営成果から逆算して再設計しました。
これは、当社が掲げる「戦略立案から実行まで支援する結果志向」のアプローチそのものです。
その結果、
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在庫の適正化
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顧客満足度の向上
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売上機会ロスの大幅な削減
といった具体的な成果を実現しました。
DX成功のカギは「外部の経営コンサルタントの活用」
これらの事例に共通していることは、DXをITやシステムの話ではなく、経営の話として整理し直したことです。
中小企業においては特に、
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社内だけでDXを構想・推進するのは難しい
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ITベンダー任せで経営成果につながりにくい
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経営者の負担・判断の重圧が大きい
といった現実があります。
だからこそ、当社が提供するような、経営者に寄り添い、戦略から実行まで伴走するコンサルティングが、DX成功への近道になります。
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